私にとって憧れのお酒、ブッカーズです。
これより高いお酒があるのも知ってます。
でも、ブッカーズはやっぱり特別です。
そもそもバーボンというお酒の「=男の酒」というイメージに、ちょっと敷居の高さがありますよね。
若造からおっさんに成長してしまった身としては、「男」を気取るのが苦手なんです。
その上にBOOKER'Sは男前度が高すぎです。
スモールバッチという製法、美しい琥珀色、飾り気はないのに迫力のあるラベルと木箱、そしてブッカー・ノオというマスターディスティラーのレジェンドっぷり。これらの前に僕の腰は引けまくりです。
自信に満ちたデザインに圧倒されまくりです。
覚悟を決めて念願の一杯。
今回はトゥワイスアップで。
舌に乗った瞬間バニラ風の甘さを一瞬感じるのですが、途端にスモーキーで濃厚な味わいに変わります。
そして喉に落ちていく時にまた甘みが強くなり、リッチな余韻が長く続く。
…震えました。
ハードボイルドです。
今週末には以前から試したかった、ボルクムリーフのバーボンウィスキーとのマリアージュにチャレンジしてみようと思います。